一攫千金ダメ人間

一夜にして大金持ちになることを夢見てるようなお父さんがいる家では、必ず息子が「お父さん、そんなバカな夢ばかり見ていないでコツコツ働かんと」と言うんですから。
それはもう、子どもは必ず裏側を言いたいわけです。
だから親も大変なんです。子どもを認めるということが、それだけではすまなくて、同時に自分の欠点を認めることだということがわりとある。
だからなかなか子どものやることが認められないんです。
考えたら、人間て何もかもできるわけないから、片方でがんばってプラスだったら、片方ではマイナスっていうことでしょう。
どちらもやることはできない。

でも、子どもの立場だったら、親のプラスのほうにもマイナスのほうにも行ける。
それでぼくはよく言うんですが、子どもはだいたい親と同じことをするか、正反対のことをするかで、親よりちょっとだけ変わるというのは、ものすごい難しいんです。
たとえば、親が大酒のみだとしたら、その子どもは一滴もお酒を飲まなくなるか、自分も大酒飲みになるかどちらかです。
少しだけ飲んで満足するのは、すごく難しいわけです。

盲点との出会い
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